西洋占星術の起源はバビロニアにあるといわれています。紀元前2千年紀に天の星々と神々を結びつけることが行われ、天の徴が地上の出来事の前兆を示すという考えが生まれたそうです。
天文学の発展とともに、ギリシャ、ローマ時代に体系化されたといわれる長い歴史をもつ占星術です。
また、長い歴史の途中には、科学と位置づけられるものすべてにまで広がり、動植物学、錬金術、鉱物学、解剖学、医学にまで適用されていったそうです。
ちなみに「インフルエンザ」は西洋占星術が語源とされている伝染病です。

■西洋占星術で、何が占えるか?

占いは大きく分けて、命占・卜占・相占(観相)の3種類に分かれます。
西洋占星術は、命占を代表する占術のひとつ。
生まれ持っての性格や適性、長期的なスパンで観た運勢を鑑定することに長けた占いです。

あなたの基本的な性格、恋愛傾向、気になるお相手との相性から読み解く二人のこれから。
生まれ持った性格や価値観、知らない間に身についている行動パターンというのは、自分自身では気づきにくいもの。
ホロスコープから個性を読み取り、ありのままの自分を客観的に見つめ直すことは、持って生まれた星の配置を上手に使いこなして、人生を自分でコントロールする大きなきっかけになるでしょう。

そして未来を先読みすることに長けた西洋占星術の鑑定は、人生の設計図を描くようなもの、とも言われます。

生まれた瞬間、惑星や星座の示す配置をもとに、恋愛の相性や傾向、物事をスタートさせるのにふさわしい日、成功のタイミング、発展のチャンスの掴み方などさまざまな意味を読み解くことができます。

人の運勢だけではなく、会社の設立日やお店の開業日から運命を読み解くことも得意とするため、未来を展望することが不可欠なビジネスで活用する実業家も多い占いです。
いつごろ繁栄するか、どんな目的に進むべきか。それぞれの個性を活かした人事や、社員の相性を踏まえた部署の配置など、様々なシーンで活用されています。

一方、移ろいやすく揺らぎに満ちた、「今現在」の人の気持ちを占うことには適していません。
そのためプロの鑑定師の多くが、西洋占星術だけではなく相談者から寄せられる幅広いお悩みや質問を鑑定できるように、ジプシーカードや易、ストーンなど、現在の状況と推移から人の心を読み取ることに長けた卜占をはじめとする複数の占術に通じているのです。

それぞれの占術が得意とするジャンルにまだ詳しくない方なら、西洋占星術に限定せず、相談内容によって鑑定師にお任せすることもまた大切になるでしょう。