九星気学(きゅうせいきがく)は、主に人の持つ基本的な性格や相性、方位が示す吉凶を知るために使われている東洋占術です。とくに開運へ導く占いとしては、さまざまな占術のなかでもトップクラスの人気を集める占いとして知られています。

九星とは『一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星』の九つの星のこと。九星気学で理論上の礎となる「九星術」は3,000年とも4,000年とも言われる長い歴史を持つ古代中国の学問です。九星術では、人は9つの星のなかのひとつの下に生まれ、その人の性質や性格という形で、生涯にわたって影響を与えると考えられています。とくに生まれた年と、生まれた月によって定まる九星は、それぞれ「本命星」「月命星」という名前で重要視されています。
文献には6世紀から記載があり、九星気学が現在の形にまとまったのは、大正時代に園田真次郎が気学として広め確立したと言われている占術です。

九星気学は、個人の運勢や方位の吉凶を占うだけでなく、人間の誠実な生き方を大切にしている点も特徴です。自分や周囲を大切にした生き方の積み重ねがその人を良い方向に導く―、そんな九星気学の考え方も、和を尊ぶ日本人に受け入れられやすい部分なのかもしれません

九星気学で、何が占えるか?

九星気学は、凶運を吉運へと導く方法を知ることに適した、具体的な“開運のための方法”の鑑定によく活用されている占術です。九つの星それぞれ方角を司ることから、とくに家相や引っ越し、事務所の移転、旅行の吉凶など方位に関する鑑定を得意としています。

古代中国では帝王学のひとつでもあった、九星術を基にした九星気学は、会社の経営者や役員、自営業者など、責任のある選択を迫られることが多い方から相談されることも多い占いです。
人は年を重ねるにつれて様々な出来事に遭遇しますが、一人で判断を下すのが困難な場合もあります。人生の岐路に立ったとき、よりよい選択をするためのアドバイスとして参考になります。

人の持つ本質的な才能や性質から、恋愛、結婚、周囲との人間関係など相性に関するお悩みを、開運に導く方法を探ることにも向いています。ただし、人の気持ちなどを読むことには向いていないので、九星気学で基本的な相性を知り、タロットカードで相手の気持ちを探るなど、目的に合わせた使い分けを心がけましょう。

ふたりの相性を占うときは、主に五行を参照します。
五行が示す相性には、お互いを高める「相生(そうしょう)」、プラスマイナスのない中立を表す「比和(ひわ)」、お互いを傷つけあう「相克(そうこく)」の3種の関係があり、生年月日から複数の組み合わせから、それぞれの宿命的な相性を細かく鑑定することができるのです。